育毛剤を体験される方には、健康的な食生活もおすすめしています。
梶原 苗美 先生

梶原 苗美 先生

神戸女子大学名誉教授(医学博士)

インドネシア国立ウダヤナ大学客員教授

インドネシア国立アイルランガ大学招聘教授

食事は、髪の毛のもとになる栄養を摂取しているともいえます。十分な栄養がなければ、健康な髪の毛は育つことができません。したがって、栄養バランスのとれた食事をしっかりとることが何よりも大事になってきます。

髪の毛というのは、身体の栄養状態が真っ先に現れやすい場所のひとつでもあります。なぜなら、我々人間は、たとえ髪の毛がすべて無くなったとしても生命に重大な危険が及ぶことはないので、身体に栄養が不足したときなどは、髪の毛への栄養補給が後回しにされてしまうからです。しかし、多くの女性にとって、髪の毛の大切度ランキングはトップクラスでしょう。髪の毛にまで十分な栄養が行き渡るよう、バランスのとれた食事をとるように心がけてください。

育毛剤の使用とともに、食生活、ひいては生活習慣にも目を向けることが、豊かな髪の毛への第一歩です。老化だからといって簡単に諦めるのはもったいないです。通常、毛根は一生なくならないのですから、美しい髪の毛を取りもどすチャンスはまだ眠っているはずです。

美しい髪の毛を作るために大切な食生活について梶原先生にお聞きしました。

育毛のために、普段どんなことに気をつければいい?

毎日、健康的な生活を送ることがなによりも大事です。過度なストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏った食事は薄毛の原因になりやすいといわれています。美しい髪の毛を手に入れるためには、栄養バランスのとれた食事をとり、適度に運動をし、十分な睡眠をとること。そして、頭皮を清潔に保ち、ストレスをため込まないようにすることが大切です。日々の生活習慣を改めることで、髪の毛が育ちやすい環境作りをしてあげましょう。年だからといってあきらめてはいけません。

 

栄養バランスのとれた食事とは

「炭水化物」「たんぱく質」「脂肪」「ミネラル」「ビタミン」の5大栄養素すべてを、バランスよく摂取できる食事です。具体的には、ごはん・パン・麺類(炭水化物)、肉・魚・卵・乳製品(たんぱく質)、油・バター(脂肪)、野菜・果物・海藻・牛乳(ミネラル・ビタミン)などです。和食は、栄養バランスの優れた食事が多いので、おすすめですね。

髪の毛にいい食べ物は何ですか?

色々ありますが、栄養素的にはつぎの3つのことを強調したいですね。

 

■ 髪の毛をつくるたんぱく質
大豆や納豆、豆腐、玄米、とうもろこし、肉、魚、卵、乳製品などに、良質なたんぱく質が多く含まれています。

 

■ 抜け毛を減らすミネラル(亜鉛)
魚介類(牡蠣などの貝類、うなぎ、たらこ)、海藻類、レバーなどの肉類に多く含まれます。亜鉛は、クエン酸やビタミンCと一緒に摂取すると吸収がよくなるので、レモンや梅干しなどと一緒に食べるとよいですね。

 

■ 頭皮の健康を保つビタミン
緑黄色野菜やレバー、卵、乳製品に含まれるビタミンB2やB6は、皮脂の分泌を抑え頭皮の新陳代謝を促進するので、炎症などを防ぐのに有効です。逆に、極端に塩辛い食品や糖分、脂肪分のとりすぎは、髪の毛に悪影響を与えてしまうので、避けたいですね。

「髪姫(はつひめ)」の使い方

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