研究ポリシー

自分たちが使いたい製品で
なければ世に出さない。
それが私たちの
ものづくりの原則です。

つくば研究所では、株式会社バスクリンの経営理念である「私たちは、自然との共生を原点として、身体と心と環境の調和を図り、健やかで心地よい生活を提供します。」の実現を目指し、これを実現するために「信頼されるものづくり」を基本姿勢に掲げ日々研究開発を行っています。
過去から蓄積されてきた「生薬研究」「温泉研究」の知見と、現代科学に基づいた有用性研究から得られるエビデンスを融合した、“確かな品質”が当社製品の強みです。
新たな素材や剤型を探求し続け、感動を与える素材や剤型を付与した製品づくりを心がけています。私たちが提供する製品・サービスが、お客様の健康で豊かな暮らしに貢献できるものと信じています。

松本 圭史

株式会社バスクリン
つくば研究所
製品開発部長

松本 圭史

バスクリンの研究開発は
5つの原則を掲げ、実践しています。

  1. 原則

    こだわりの素材

  2. 原則

    素材や剤型・
    処方の開発

  3. 原則

    有用性研究と
    使用テスト

  4. 原則

    使用シーンまで
    想定した
    安定性確保

  5. 原則

    安全性の確保

  1. 原則

    生薬・温泉などの天然成分を応用した素材・製品開発

    生薬、温泉などの天然成分を製品に活用することは、100年以上一貫している開発方針です。天然成分を応用した新製品・改良品の開発を通して、お客様に美と健康をお届けしたいと考えています。
    目指している効果を得るため、厳しい規格を定め、生薬の選定を行っています。そして、産地によって成分組成比が変わりやすい生薬は、産地限定や契約栽培などを行うことで、より効果の高い生薬品質の確保に努めています。また、温泉を科学して得た知見を入浴剤開発に応用しています。香りは、天然アロマ精油の活用や、香りを採取・分析・再現した香料を開発し、製品開発に活かしています。

    生薬・温泉などの天然成分を応用した素材・製品開発
  2. 原則

    感動を与える素材や剤型・
    処方の開発

    製品の特徴を実感し、ご満足いただくためには、種々の素材開発及び、剤型・処方開発を行うことが欠かせません。素材を加工処理する際には、安全性、使用感、溶解状況、そして製品の特性が最大限活かされているか否かを徹底追及しながら、製品化をすすめています。使用時に喜びと感動を感じていただける製品づくりを行うことも、私たちの大きなこだわりのひとつです。

    感動を与える素材や剤型・処方の開発
  3. 原則

    科学的手法を用いた有用性研究と徹底した使用テストによる製品開発

    素材や製品の特徴に関しては、科学的手法を用いた評価を行い、より効果の高い製品開発を目指します。例えば、入浴剤の温浴作用や清浄作用、育毛剤の発毛作用などについて、科学的な試験を行い、データを客観的に評価し、製品開発を行います。一方で、現状に満足することなく、作用のメカニズムを追求することで、新たな発見をし、次なる健康の提案につなげていきます。また、「使用感」も製品開発における重要なポイント。使用テストにより、使用感と効果の両面において、お客様にご満足いただけることを確認しながら製品開発を行います。

    科学的手法を用いた有用性研究と徹底した使用テストによる製品開発
  4. 原則

    生産から使用シーンまでを想定した製品の安定性確保

    生産からお客様が使い終わるまでを想定した、製品の安定性試験を行います。各ご家庭や流通におけるさまざまな保管シーンを想定し、長期の保存試験や苛酷条件で試験を実施。その結果、水滴を浴びることの多い浴室内でも保管が可能な容器の耐久性・安定性を実証しています。パッケージに関しては、耐久性・安定性はもちろん、使いやすさも追及。使用試験を繰り返し行い、使い勝手のよい容器開発にも力を注いでいます。

    生産から使用シーンまでを想定した製品の安定性確保
  5. 原則

    ヒトや環境や浴槽などの安全性の確保

    すべての製品において、安全性が確認された成分で構成し、さらにヒトパッチテストなどを実施し、人体への安全性を確認しています。また、日常的な製品の使用シーンを想定し、安全性を確認しています。残り湯を排水したときの環境への影響、浴槽・給湯器などへの負担の有無、残り湯の洗濯物に対する影響などの試験も徹底して行い、安全・安心が確認できた製品だけを、お客様に提供しています。

    ヒトや環境や浴槽などの安全性の確保
  • 入浴研究アドバイザー

    入浴研究アドバイザー

    博士(医学)温泉療法専門医

    東京都市大学大学院総合理工学研究科・人間科学部学部長 教授

    一般社団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長

    早坂 信哉先生

    20年以上のお風呂に関する医学研究から、私は「入浴は最高の健康増進ツール」を確信しました。温泉は、古くから医療として用いられてきましたが、家庭での入浴習慣においても種々の病気を予防し、幸福感を高め、健康を維持することが研究から分かってきました。さらに、目的に合った入浴剤は、お風呂の効果を高め、種々の症状を効率よく緩和します。また、お風呂時間は、親子のコミュニケーションを図る絶好の機会です。
    お風呂は体を洗うだけではありません。毎日の入浴で、健康維持と幸福感の向上に繋げてください。

  • 生薬研究アドバイザー

    生薬研究アドバイザー

    牧野植物園 植物研究課

    松野 倫代先生

    高知県立牧野植物園では海外特にミャンマーでの植物調査、高知・四国を中心とした絶滅危惧種の保護や外来種の調査を行っています。そのほかに、高知県の地勢を活かした薬用植物の栽培研究に取り組んでいます。また、当園内の牧野文庫には牧野富太郎博士の蔵書が納められ、植物に関する知識を真摯に学ぼうとした牧野博士の思いを感じることが出来ます。バスクリン社とは当園が長年かけてコレクションした国内外の植物を用いて機能性を持つ入浴剤の共同研究をさせて頂いています。バスクリン社との共同研究を通じて植物の魅力をお伝えできればと思っています。

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