明るいグリーンの湯(透明タイプ)
私たち株式会社バスクリンの入浴剤の歴史の起源は明治30(1897)年。婦人薬『中将湯』をつくるときに出る"生薬の残り"をお風呂に入れて入浴したところ、体が温まり湿しんが改善したことから、『浴剤中将湯』を販売。その効能が口々に伝わってたちまち大人気商品となりました。
入浴剤は、お風呂の温浴効果によってその成分が力を発揮することから、生薬が主成分の『浴剤中将湯』はその薬効が健康づくりに役立ったのです。以来、生薬研究をベースに温浴研究にも力を注ぎ、その後、『バスクリン』や『日本の名湯シリーズ』『きき湯』、近年では『薬用入浴液』など、さまざまな入浴剤を発売してまいりました。
長年にわたる温浴研究を続けるなかで私たちは、65歳以上の男女が、腰痛・肩こりに加えて神経痛やリウマチなどのつらい症状を訴えている国の調査結果に注目しました。そして、その多くはグルコサミンやコンドロイチン等を配合した健康食品や医薬品を頼りにしていることも独自の調査で分かりました。そこで、私たちがもっとも重要だと考えている、毎日の入浴による温浴効果を活用して筋肉をほぐしたり、代謝を良くしたりして健康的な身体環境をめざしていく製品が必要とされているのではないかと考えました。
研究の結果、私たちは入浴によって、生命活動の基本である血液の循環と血行促進を目的とした生薬が主成分の入浴剤『バスクリン くすり湯』を開発しました。健康食品の活用とともに、まず入浴剤を活用した入浴による健康づくりを、温浴研究のプロの知見からお勧めしています。
明治30年発売の『浴剤中将湯』やこの『バスクリン くすり湯』は、生薬が主成分の入浴剤です。入浴によって、配合した生薬の効能が期待できます。一方、『日本の名湯シリーズ』は温泉分析表をもとに、日本各地の温泉地の皆様と共同企画で作った入浴剤です。
どちらも緊張感を緩和し身体のリフレッシュに効果的であるということが、私たちの実験から明らかになっています。さら湯に比べ入浴中に快適度の高い状態になり、さらに入浴後も維持されました、また、入浴剤の色や香りもリラクゼーション効果を高めることがわかっています。
食事で摂った栄養やエネルギーをつくるときに利用する酸素を血液が取り込み、血管の中を流れて全身の細胞へと運び、今度はそこに溜まった老廃物を取り込んで再び血管の中を流れ、すみやかに体外に排出させるという循環と代謝のメカニズムによって、私たちは生命を保っています。健康であれば当たり前のような血液の循環と新陳代謝こそが、実は健康維持のための大きな鍵を握っていると言っても過言ではありません。
血行がよくなり新陳代謝が良くなるということは、体の隅々が掃除されてきれいになるということです。表情が明るくなり顔色などにも影響します。さらに、身体の働きも良くなり、摂った栄養分が関節まわりの筋肉にもしっかりと行き届き、こわばった筋肉の柔軟性を取り戻すことにもつながって身体環境の向上にも期待が持てます。また、肩こりや腰痛は、血液の循環がスムーズにいかず、疲労物質が筋肉に溜まることによっておこるものです。それを解消するために、入浴剤を活用して身体を温め、血行を促進させ体を芯まで温めれば不調や疲れを遠ざけることができます。
神経痛・腰痛・リウマチなどのつらい症状があって運動が困難な方、あるいは冷え症の方は、末梢血管の活力が乏しく全身の血液の流れが悪くなっています。すると新陳代謝が悪くなり、筋肉などに溜まった疲れの元凶でもある疲労物質が排出されにくくなり、手足のどんより感、体のだるさを感じるようになります。誰でもできる入浴によって入浴効果を高め血行を良くすることは、健康維持のための知恵であり、もっとも簡単で賢明な策と言えます。
厳密に管理された原料の生薬(トウキ、チンピ、カミツレ)は、それぞれの特徴に合わせた特殊な刃を装着した切裁機によって、決められた大きさに刻まれ、重さを秤って処方の配合比に合わせます。それらの生薬は、それぞれを単一で抽出するのではなく、大型の抽出タンクに同時に投入して、24時間かけてじっくりと混合抽出を行い、さらに特殊な方法で精製し、エキスを抽出。この処方を可能にするのは、他社にはない私たちだけの入浴剤の有効成分抽出技術があるからです。
●科名/セリ科(多年草)
薬用植物として古代から用いられ、温浴効果により血液循環を高める作用があることで知られている。根を乾燥させ、湯通しし、その後再び乾燥したものが生薬「当帰」。成分には精油を含み、「神農本草経」や「本草綱目」にも収載されている。
●科名/ミカン科(常緑低木)
生薬「陳皮」とは、成熟したミカンの果皮を天日に干したもの。果皮には精油を含み、香りの効果で気分がリラックスし、温浴効果により体がポカポカ温まるので、現在でも「ミカン湯」として寒い冬には浴剤として使われている。
●科名/キク科(一年草)
生薬「加蜜列」は枝先に咲く花の部分を使用。ヨーロッパでは最も歴史のある生薬の一つ。成分には精油を含み、芳香があり、リフレッシュ作用を持つハーブティや入浴剤として広く用いられている。古代の「神農本草経」にも記述がある。
独自の有効成分抽出技術による生薬の混合抽出により生薬トウキ、チンピ、カミツレの組み合わせの妙、相乗作用は温浴効果により高い血行促進効果を実現しました(当社製品比)。
●科名/セリ科(多年草)
薬用植物として古代から用いられ、温浴効果により血液循環を高める作用があることで知られている。根を乾燥させ、湯通しし、その後再び乾燥したものが生薬「当帰」。成分には精油を含み、「神農本草経」や「本草綱目」にも収載されている。
●科名/ミカン科(常緑低木)
生薬「陳皮」とは、成熟したミカンの果皮を天日に干したもの。果皮には精油を含み、香りの効果で気分がリラックスし、温浴効果により体がポカポカ温まるので、現在でも「ミカン湯」として寒い冬には浴剤として使われている。
●科名/キク科(一年草)
生薬「加蜜列」は枝先に咲く花の部分を使用。ヨーロッパでは最も歴史のある生薬の一つ。成分には精油を含み、芳香があり、リフレッシュ作用を持つハーブティや入浴剤として広く用いられている。古代の「神農本草経」にも記述がある。
独自の有効成分抽出技術による生薬の混合抽出により生薬トウキ、チンピ、カミツレの組み合わせの妙、相乗作用は温浴効果により高い血行促進効果を実現しました(当社製品比)。
温浴効果による新陳代謝によって血液の循環が良くなり、体のこり固まった部分を温めてほぐします。39℃くらい(夏37℃~38℃、冬38℃~39℃)のぬるめのお湯にゆっくりつかる入浴を習慣にして、腰痛・肩こりを予防しましょう!
神経痛は、体が冷えたり、秋から冬にかけての寒い季節になると感じることが多くなります。少しぬるめの温度(39℃程度)でゆっくり入浴して体を芯まで温めましょう。生薬有効成分が温浴効果を高めて、お風呂から出た後まで体を温めてくれます。
入浴すると、お湯の浮力によって体が軽くなるため、筋肉が緊張状態から解放されて全身がリラックスできます。また、温浴効果によって血液の循環が良くなり、運動不足で硬くなりがちな筋肉や神経もほぐしてくれます。
疲労回復には、まず疲れをとって良い眠りに就くことです。そのためにはシャワーではなくお風呂につかること。温浴効果により代謝が良くなって疲労の元を早く取り除きます。また入浴後、体温が下がることでよい眠りに就くことができます。
〝冷え〟の原因は、血行不良により筋肉が常に緊張状態にあるため。温浴効果を高めて緊張を和らげて筋肉がほぐれるように、「肩こり・腰痛に」と同じ入浴習慣を身につければ、〝冷え〟もすっきり!
神経痛、リウマチ、腰痛、疲労回復、肩こり、あせも、しっしん、冷え症、荒れ症、ひび、あかぎれ、ただれ、痔、しもやけ
追い焚きは可能です。ただし、長時間お湯を湯船にためておくと、まれにシミになることがありますので、早めにお湯を流していただくことをおすすめします。
生薬の主成分をポリ・ホーローの湯船に長時間付着させると、まれにシミになることがありますので、沸かし直しはお避けください。
毎日お使いいただけます。ぜひ「バスクリン くすり湯」のお風呂を日々の入浴習慣にして、体をメンテナンスしていただくことをおすすめします。
本品の原液を浴槽・浴室内のポリ・大理石に長時間付着させないでください。まれにシミになったり生薬の香りが残ることがありますのでご注意ください。
浴槽や風呂釜をいためるイオウは入っていません。
残り湯は洗濯に使用できますが、すすぎとつけおきは清水で行ってください。ただし次の衣料には使用しないでください。着色する場合があります。
[1]柔軟仕上げを強く掛けた衣料
[2]おろしたてや大切な衣料